Salut ! フランス語サポーターのShokoです。
フランス語サークルの中級ZOOM会開催レポートです。
DELFを受験する方も多いため、今月はDELF対策も兼ねて、
“les devoirs de vacances (夏休みの宿題)”
をテーマにみんなで話しました。
フランスには夏休みの宿題がない
そうなんです。フランスの学校では通常、夏休みを含むバカンス中の宿題がないんです。
夏休みの宿題を大量に抱える日本全国の小・中学生から「いいなー!」という声が聞こえてきそう!
フランスは特に夏休み後の9月から学年が変わるので、宿題が出しづらいという側面もあるのかもしれません。
学校から与えられる課題がない分、任意でcahier de vacancesと呼ばれるドリルを購入して取り組む家庭も。
宿題の有無はフランスでも賛否両論なテーマですね。
今回こちらの記事も参考にあらかじめ軽く目を通してきてもらいました。
https://www.lexpress.fr/societe/education/faut-il-imposer-les-devoirs-de-vacances_488927.html
L’EXPRESS :夏休みの宿題は必要?
夏休みの宿題があることの利点と欠点について、意見を出し合いました。
Avantages(利点)
- Préparer la rentrée scolaire(新学期に向けて復習できる)
- Maintenir un rythme de travail régulier(学習リズムを維持できる)
- développer les connaissances hors de l’école(学校外で知識をさらに発展できる→絵画、自由研究など)
などなど。
日本の学校生活での実体験も交えながら皆で話しました。
(実際の試験でも主張の裏付けとして、自分や周囲の経験談を例として挙げると良いですね!)
学生のときは夏休みの宿題嫌だな~と思っていましたが、大人になってみると宿題の役割や意義も見えるようになってきますね。これが大人になるということでしょうか…。しみじみ。
Inconvénients(欠点)
続いて、宿題の欠点をみんなで出し合ったところ、
- Perte de temps libre(自由時間がなくなる)
- Manque d’efficacité(効率的ではない)
- Importance de jouer et de s’engager dans d’autres activités(遊んだり、他のアクティビティもすることが大切)
などの意見が出てきました。
どちらにしろ大人でも夏のバカンスはしっかり休んで仕事をしない、という意識が根付いていますしね。
まとめ
その他にも子供、親、学校の先生の立場から見た観点や、コロナ禍で一般的になったオンライン授業についての話題なども出ました。
DELFのBレベル以上のPOでは、短い時間で自分の意見をまとめて、論理的に発表する必要がありますが、フランス語表現はもちろん、そもそもテーマに対する自分の意見をまとめづらい、という難しさもあります。
なかなか普段考えることがないテーマも多いですが、みんなで意見を出し合うと、自分だけでは思いつかない新しいアイデアや視点を得ることができるのが、グループZOOM会の楽しさかなと思います。
DELFの前は特に試験対策も踏まえた勉強会を開催しているので、スピーキングや議論の練習をしたい!という方はぜひぜひお気軽にご参加ください♪
来月のZOOM会
5月中級のZOOM会は、
- 5/21(日)21時~22時半
を予定しています。
5月のお申込みは【4月25~30日まで】!ご参加お待ちしております♪
それでは、À bientôt !
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