【フランス語初級】アデューはNG!? フランス語の「さようなら」

こんにちは!

フランス在住アラサー女子のShoko(@shoko_france)です。

今日はフランス語の「さようなら」の表現をご紹介します。

日本だとレストランやお店に入るとき、「いらっしゃいませ~」とか「ありがとうございました~」とか言われても、ふーん、と素通りする人多いですよね。

フランスでは、最初と最後にちゃんと挨拶をしないと感じが悪い失礼な客だと思われて、適当な扱いを受けてしまうことがあります…!

以前、洋服屋さんで挨拶をせず、フラーっと入ってきた客に対して、「何よ、感じ悪いわね~」と店員さん同士が愚痴っているのを聞いたことがあります。

フランスの店員さんはいい意味でも悪い意味でもすごく人間的なので、日本的なサービスクオリティは期待できませんが、逆に気に入ってもらえれば贔屓してくれたり、オマケしてくれたりすることも。

お店に限らず、「こんにちは」「さようなら」は毎日使う表現なので、早速覚えて使ってみてくださいね。

同じテーマで音声配信もしています!聞き流しや発音チェックにどうぞ。

 

目次

「さようなら」の表現

Au revoir!(さようなら!)

1番よく使われる定番表現です。

仕事仲間にも、店員さんにも、先生にも、ご近所さんにも、もちろん友達や家族にも使える表現です。

ただし、発音はRが入るのでちょっと難易度高めです。

「オーヴォワー」の発音に近いかな。

オーと伸ばしながらそのままRの発音をすると言いやすいかもしれません。

Salut!(じゃあね!)

家族や友達同士でよく使うカジュアルな表現です。

「やあ!」というはじめの挨拶の意味もあります。

発音は「サリュ」が近いですね。

個人的な印象としては、これ単体ではなく「またね!」のフレーズと一緒に使われることが多い気がします。

Ciao!(じゃあね!)

実はこれイタリア語です。でもフランス人もよく言います。

「チャオ!」と聞くと、少女漫画を思い出すのは私だけでしょうか(笑)

こちらも家族や友達同士で使うカジュアルな表現です。

目上の人や知らない人には使わないでね。

Bisous!(キス!)

Bisous(ビズ)とは、家族や友人など親しい間柄で、頬を合わせて、ちゅっちゅっとする挨拶です。

電話越しだったり、ちょっと距離があるときだったり、物理的にビズができないときはそのまま”ビズ”と言っちゃいます。

電話だと”Ciao!Bisous”で締めるフランス人が多い印象です。

Adieu!(あばよ!)

映画やテレビの影響なのか「アデュー」という表現もよく聞きますが、実はこれは一生のお別れのニュアンスがあります。

もう2度と会うことがないであろう人に対して使うので、もう金輪際会いたくない人に対して以外は使わないように気を付けてくださいね(笑)

ただ、古い表現なので、年配の方は”Au revoir”の意味合いで使っている場合も時々あります。

「またね」の表現

ここからは「さようなら」とセットでよく言う表現をご紹介します。

場面に応じて使い分けてみてくださいね。

À bientôt!(またね!)

具体的に次いつ会うとは決まってないけど、また会おうね、というニュアンス。

例えば会社を辞めるとき、留学を終えて日本に帰ってくるときなど、次いつ会えるかわからない、すぐには会えないかもしれない、でもまた会いたい!というポジティブな感情を表すことができます。

発音は「アビアント」が近いです。フランス語では単語の最後の子音(t)は読まないので注意。

”À très bientôt”(ア・トレビアント)のように”très”(とても)をつけると、さらにまた会いたい!という強い意思が伝わります。

À plus tard!(またあとで!)

実際にこのあと会う予定がある場合、またはメールや電話などでコンタクトをとる予定がある場合によく使う表現です。

発音は「アプリュター」が近いかな。

最後「ター」と伸ばしながら、舌を喉の方に引っ込めて、Rを発音します。

若者は略して”À plus !(アプリュス)”と言うこともあります。

SMSやwhatsappでは「A+」と書くことも。最初見た時は成績表かと思いました(笑)

À tout à l’heure!(またすぐあとで!)

確実に後で会う予定がある場合に使います。

朝会って一旦解散して、数時間後にまた合流するときなど。

“À bientôt”の場合は”Au revoir”とセットでよく使いますが、こちらは単体で使うことが多いです。

発音は「アトゥタラ―」かな。

“tout”の最後のTと、àがくっついて(「リエゾン」と言います)「タ」の音になります。

略して”À toute !”(アトゥットゥ)と言うこともあります。

À la prochaine!(また今度ね!)

次いつ会うかよくわからない場合に使う表現です。

会う予定があるかわからないけど、とりあえず…という時はこれを使いましょう。

発音は「アラプロシェンヌ」が近いかな。

ただし、建前モードで言うと、「で、次いつ会う!?」とグイグイ来られることもあるのでご用心を。

À demain!(また明日!)

また明日会う予定がある場合はこれを使います。

À以下の単語を入れ替えると色々応用できます!

★À+~:(また~)

  • demain(ドゥマン):明日
  • ce soir(スソワーる):今夜
  • la semaine prochaine(ラスメンヌプロシェンヌ):来週
  • lundi(ランディ):月曜日
  • mardi(マるディ):火曜日
  • mercredi(メるくルディ):水曜日
  • jeudi(ジュディ):木曜日
  • vendredi(ヴォンドゥるディ):金曜日

※Rの発音は特殊なので敢えてひらがなで表記しています。

夜寝るとき、たとえば家族に「Bonne nuit, à demain(おやすみ、また明日)」という使い方もよくします。

おわりに

いかがだったでしょうか。

「さようなら」の表現だけでも色々ありますよね。

「まだまだフランス語の会話なんてできないよ~!」って方も、フランス旅行や日常生活で挨拶だけはしっかりフランス語で言えるようにしておくと、気持ちの良いコミュニケーションがとれるようになりますよ♪

 

 

 

 

 

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